納品までの流れ

文字数のカウント方法は？

• Microsoft Wordの文字カウント機能での数え方としています。
  ステータスバー内左下の文字数表示をクリック、またはショートカットキー[Ctrl＋Shift＋G] 、 [メニューバー/校閲→文字カウント]などで確認できます。
  ダイアログボックス内[文字数（スペースは含めない）]の字数を適用します。句読点は含み、改行とスペースは含みません。
  なお、「。」がないと目が滑って読みづらくなりますので、字数節約で句点削除することはご遠慮ください。
  句読点や記号などは、間や着地・強調のための大事な文章パーツとご理解いただきますようお願いします。
  
• 文字従量料金は100字刻みとなっています。
• １タイトルごとに１案件として扱います。同時に複数作品をお請けする際も案件ごとの算出となります。
• 案件内でパターン録りする場合、パターンごとに文字カウントし文字従量料金を算出します。
• 複数のナレーター（男女別など）のオーダーは、ナレーターごとに基本制作料がかかります。
  同一ナレーターで「アナウンサー役＋セリフ」などの使い分けを行なう場合は、
  基本制作料×1名分、文字従量料金は役柄ごとに算出します。

納期のルールは？

• 内容、料金、日程をご了承後の「受注確定時点」から「Web納品時」までを期間とさせていただきます。
• 通常の納期は３～６営業日です。（急ぎ納期オプションあり）
• 営業日＝一般カレンダーの平日となります。
  土日祝に納品をご希望の場合は【特急納期】対応とさせていただきます。
• 16時までの受注確定分をその日の〆とし、納品は納期日の19時までにお送りします（応ご相談）
• お急ぎの場合、特急納期オプション対応として、翌日のお渡しも可能です。
  ただし、5000字以上は特急適用日数が変わります。（2021年2月 旧4000字から改訂）
  詳しくは料金表─各種オプション料金でご確認ください。
  （大量の字数でもやりくりが可能であれば翌日納品ができることもありますのでお問合せください）
• スケジュール、原稿量、難易度などにより、急ぎ納品が難しいことがありますのでご了承くださいませ。
• 日程は事前にキープすることができますが、予定が前後にずれる場合は都度ご確認いただけると助かります。
  （予定より早くご入稿いただいても、他スケジュールの稼働もありますので、はじめにお約束した納期より前倒しはむずかしいとお考えください）
• 確定後に大幅な原稿修正があった場合などは、納期を再設定していただく可能性もあります。
• 受注確定時＝ナレーターのスケジュールを確保し、作業に着手している状況です。
  万が一、確定後にキャンセルされた場合は料金の全額をお支払いただきますのでご了承くださいませ。

納品のデータ形式は？

• 音声データ形式は、ご指定がなければWAVになります。
  映像用途では48kHz/16または24ビット/モノラル/WAV、
  音声コンテンツは44.1kHz/16ビット/モノラル/WAV、
  電話交換機向けは 8kHz/8ビット/μ-Law、この他MP3など、各形式で対応しますのでお申し付けください。
  なお、ナレーションは通常モノラルで収録しますので、お渡しするデータはモノラル素材になります。（モノラルデータでも音は両耳から聴こえます）
• 機器向けでは、以下のファイル形式は作成不可となりますのでご容赦ください。
  「.aac（24kbps）」「.snd」
  （お客様側でフリーソフトを使い変換していただくのであれば可能です。当方側では、ソフト作者への商用許諾問題/フリーソフトゆえ将来継続して変換作業を行なえる保証がない、などの理由から作業対象外とさせていただいております）
• 納品方法は当サイトoffice-aruko.net内のパスワード付きURLよりダウンロードいただく形になります。

声のイメージ/読みの指定はどのように？

• ボイスサンプルのページからイメージが近いものを選んでご指定ください。
  サンプルとご依頼物の文体/ジャンルが違う場合や「サンプルのまま1.5倍くらい速く読んで」などは、仕上がりの雰囲気が変わってしまう可能性が大きいため、事前にご相談ください。
• 「15秒広告でナレーションは13秒以内」など具体的な尺が決まっている場合や、映像にタイミングを合わせて読む場合などは、オプションとして尺合わせ費が加算されます。
  明らかに秒内におさまらない文章がある時は事前にご相談させていただきます。
• 具体的なイメージをお伝えいただけると判断材料が増えるので助かります。
  使用用途やターゲット、目的など、めざす具体像が共有できるとよりよいものがお渡しできるかと思います。また、仮映像やBGMなどは、テンポや雰囲気を判断する情報量が多い素材ですので、尺合わせが不要の場合であってもぜひお送りください。（歌うとき、楽譜のみアカペラor伴奏付き、の違いに似ているかもしれません）
• 原稿を受け取り次第、まず運営側で下読みをします。
  アクセントの確認、気になる言い回しは言い換え文を提案するなど、細かくやりとりさせていただきます。
  技量の要る工程になりますが、お客様にも判断のご協力をお願いします。
• 原稿内、日常耳にしない固有名詞などにはあらかじめフリガナを、またアクセントのご指示をお願いします。
  同様にアクセント辞典で対応できない業界アクセントなどありましたらご指示ください。
• 文字だけで説明がむずかしい場合は、録音したサンプル音声をお送りいただけると助かります。
• 読み方の確認作業に時間がかかる場合は、あらためて納期のご相談をさせていただくことがあります。

テスト収録をお願いしたいのですが？

• テスト収録の定義を「リハーサル」「ナレーター選考用」どちらで捉えていらっしゃるかで異なります。
  いずれも有料対応となります。
• 【リハーサルとしてのテスト収録】
  本収録前にニュアンスを確認したい場合。スタジオ収録における「じゃあ一旦テストで」「もっと落ち着いたトーンがいいかな」「もうちょい巻きの元気めにするとどんな感じになる？」等に相当するやりとりです。
  案件の一部を録るという考え方でテスト用の基本料は無し、
  「テスト収録の単位字数」「本収録の単位字数」でそれぞれ文字従量料金を頂戴いたします。
  （例：事前テストのち2000字の収録の文字料金・・・テスト100字＝3,300円＋本収録2000字＝22,000円）
• 【選考用としてのテスト収録】
  複数のナレーターの読みを比べてみたい場合。
  ナレーター毎に「テスト基本料5,500円＋文字従量分」(税込)で、本原稿を使ったデモを収録させていただきます。
  提案の質を担保する意味でも、有料対応での制作となります。
  なお採用となったナレーター分は、リハーサル定義の扱いに変更、テスト用の基本料はかかりません。
• 【テスト収録のみ】（本収録なし）の場合は、
  基本料や字数、各オプションなど「通常収録の扱い」でご精算となります。
  パターン違いで2～3テイク提出したものは、実字数でカウントさせていただきます。
• テスト収録の文字数は100字以内を目安とさせていただきます。
  イントロとラストを聴きたいなど字数がふくらむ場合は応ご相談。
• テスト読みは2～3パターン程度お送りさせていただきます。（料金上の字数は重複させず1テイク分です）
  ジャンルにより変化のつけやすいものとつけづらいものがありますのであらかじめご了承ください。
  細かなリクエストがある場合は事前にお知らせください。
  4パターン以上ご希望の場合は文字カウント追加で対応いたします。
• テスト収録はイレギュラー対応のため、ご希望の際は、申込フォームの備考欄にお書き添えください。
• テスト収録分はできるかぎり早くお渡しできるようにし、テスト分には特急加算は適用しません。
  ただしスケジュール状況によりますので、日程は余裕をもって設定していただくようお願いいたします。

納品後の検品はいつまでに行えばいい？

• 納期指定日から７営業日以内に検品をお願いいたします。
  （予定より早く納品された場合はこちらの都合ですので、当初の納品日程を基準に検品作業を行ってください）
• 時間がかかりそうな場合は事前にお知らせくださいませ。
• 検品期限を過ぎた納品音声は、ご検収済の扱いとなります。

修正や追加収録の対応は？

• 読み間違い、アクセント間違いがあった際は、すみやかに修正いたします。当然ながら料金はかかりません。
  アクセントは原則として「NHK日本語発音アクセント新辞典」に則った読みを正としています。
• 再収録はできるかぎり早い納品を目指しますが、物理的に収録不能など、即対応ができない場合もあります。
  修正・追加収録の納期は調整/相談のうえ決定させていただきますのでご了承ください。
• 原稿の直しによる再収録や、文章変更、雰囲気やスピードを当初のオーダーから変更したい場合は、有料の追加収録となります。
  追加収録はご連絡のタイミングで料金が異なります。
• 【検品期間中（７営業日以内）の追加収録】
  「追加Rec基本料5,500円＋文字従量料金（100字3,300円～）」（税込）
  （「ガイダンス用途」も同料金です）
  ※この追加収録は特急日程でも、特急オプション加算はいただきません。（1回限り）
  ※追加分のご検品は3営業日内にお願いいたします。
  ※このあとさらに追加収録が発生する場合、初回納品の検品期間内であれば上記基本料（特急日程はオプション加算されます）、初回納品の検品期限後は通常の基本料となります。
• 【検品期限を過ぎた追加収録】
  「基本制作料22,000円＋文字従量料金」（税込）（注：2023年1月に基本制作料を改訂しました）
  ※元の収録分は初回検品期限をもって検収済扱いとなりますので、改めてのご発注計算となります。
  （「ガイダンス用途」の場合は基本料5,500円）
  ※特急/休日納品は、特急オプションが加算されます。
  ※追加分のご検品は、初回精算済の場合は7営業日内、未精算の場合は3営業日内にお願いいたします。
• ＜参考＞
  ●月5日（水）にご注文確定 → 納期 ●月10日（月）のご依頼では・・・検品期限は●月19日（水）です。
  　[例１,２] 検品期間中に追加収録
  　[例３] 検品期間中に追加収録 ＋ 期限後に再追加収録
  　[例４,５] 検品期限後に追加収録
  　（表下部に注釈あり）
  
  ※[例３,４] 検品期限後、再入稿日が近い場合は初回分の精算を保留し、再収録分を合算することも可能です。
  　なお掛取引は初回検品期限を当月とし、月をまたぐ場合は分割請求＝当月納品分を請求させていただきます。
  ※[例５] 追加分の入稿日が未定、または日数を要する場合は、初回検品期限の区切りで一旦ご精算ください。
  
  

料金の支払いは？

• お支払は「後払い」です。（銀行振込またはクレジットカード決済）
  ご検収済となりましたら請求書（PDF）をお送りしますので、３営業日以内にお手続きをお願いいたします。
  ※法人様の支払いサイトがある場合は事前にご相談ください。（原則として2回目のお取引より適用）
  　掛取引においては初回検品期限を当月とし、追加収録等で月をまたぐ場合は分割請求とさせていただきます。
  　また、フリーランス新法に準じてお支払い期限を調整いただく場合がありますのでご了承ください。
  ※長期大型案件については、前金もしくは月次分割請求のご対応をお願いしております。
• 銀行振込の場合
  請求書記載の口座までお振込みください。（三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行）
  ※振込手数料はご負担いただきますようお願いいたします。
• クレジットカード払いの場合
  決済システムはStripeを導入しています。（VISA/Master/Amex/JCBに対応）
  当方にカード情報を知らせることなくWeb上で安全に支払ができます。ご検収時にお申し付けください。
  ※利用規約に則り、決済手数料はいただきません。
  ※掛払時にはクレジット決済不可、銀行振込のみとなりますのでご了承ください。
• 源泉徴収について
  大変お手数をおかけしますが、当サービスは個人事業者の運営になるため源泉徴収をお願いしております。
  ※既製の音声データのご購入などは源泉対象から外れます。ご不明な点がありましたらおたずねください。

事業者形態について

• オフィスあるこは個人事業者です。［インボイス登録番号：T6810677087867］
  専従者を持たないため、フリーランス新法（2024年11月施工）における「特定受託事業者」にあたります。
  これに基づき、正式ご発注時には注文書をご発行いただきますようお願いいたします。
  ※書式は問いません。こちらでもひな型を用意させていただいています。

著作権について

• 音声データの著作隣接権は、演者本人とオフィスあるこに帰属します。
  年毎の更新などは発生しませんのでほぼ買取に近い形ですが、 ご依頼時の使用目的以外での二次利用は別途ご相談となります。ご不明な点はお問合せください。
  ※スタジオ収録案件で都度見積りをするものについては使用期間などの条件を設けさせていただきます。

ナレーターについて

• 「オフィスあるこナレーション音声制作」では、ボイスサンプルのみでご判断いただく形をとっています。ナレーター名は当サイト固有の名称になっています。
• ナレーター名を映像内やパッケージに記載したい場合などは、お申込み時におたずねくださいませ。
• 一部のナレーターはスタジオ収録への派遣にも対応しています。
  なおホームページ掲載外で、宅録をせずスタジオ収録のみ対応しているナレーターとも提携しています。
  非常に説得力のある、安定のベテランナレーターです。こちらは別途ボイスサンプルをお送りしますのでお気軽にお申し付けください。
  （スタジオ収録でのナレーション料は、当サイトの料金設定とは異なります/対応地域は東京近郊）

その他

• 各ナレーターの自宅/個人所有機器での制作になります。良音質をお求めの場合、業務用設備/プロのエンジニアによるスタジオ収録をおすすめします。
• 使用目的によって納品物の音量等が変わります。
  例えばテレビ放送やYouTubeは音量基準が設けられているため余白をとった音になります。
  逆に電話用音声ではテレビ制作基準の音量だと小さすぎて聞き取りが困難のため、拡げる処理をします。
  各音量基準を考慮した素材をお渡しするようにしていますので、ご利用媒体を事前にお知らせください。
• ナレーターに競合制限（同業他社へ一定期間出演NGなど）を設ける案件は事前にお申し出ください。
  基本的にはデータ納品案件では対応不可、料金面を含めて要ご相談になります。
• 公序良俗に反する内容、放送禁止用語を含む内容、法令違反を助長する内容があると思われるものはご依頼をお断りする場合がありますのでご容赦ください。