自宅録音のできるフリーナレーターを募集します。
※審査を経て、相互に条件を確認した上で提携となります。
※受注傾向から見た当サイト需要に合う声を探しています。
◆募集期間: |
随時 (通常業務優先につき応募フォームを閉じる時期もありますのでご了承ください) |
◆応募資格: |
経験者限定、自宅収録環境が整っていること、フリーの方 |
◆依頼形態: |
案件毎の請負契約 |
◆報 酬: |
文字数や請負条件により案件毎に決定 |
<運営者 オフィスあるこ 木場本和枝より>
ナレーター応募をご検討いただきましてありがとうございます。
募集に際して、生意気なことを書き連ねますがご容赦ください。
◆宅録は、ニュアンスの指示等があったとしても、結局「おまかせ」で録った音を渡します。
スタジオ収録に置き換えると、ディレクションなし&ナレーター独断で読んで全部OKで進める、ようなもの。
(そうじゃないんだよな…)があっても
「今の箇所、もう1回」が一切できない収録現場だと考えると…
おまかせで出来上がってくる宅録は、依頼側にしたらなかなかの賭けだと思うのです。
NG箇所はさっと録り直せます!宅録だからこそ!どこが変か言ってくれればお気の済むまで対応するので!
と、フットワークの良さをアピールしてくれる人もいますが
修正にも、本当にうっかりの言い間違い、質のいい?リテイクと、直すのに指導を要するリテイクがあり
後者の場合、もともと本人にNGの自覚がないため 思うほど簡単に直せないというのが実感で…
添削ありきで仕事をされると、正直、関わる人はなかなかきついです。
人は誰でも失敗はしますし、失敗を許さないわけでも完全無欠を求めているわけでもないです。
ただ、仕事は、伸びしろを信じて見守ってくれるスクールではありません。
一件一件が対価を伴う依頼です。
仕事に見合う力を持ち、毎回、合格点がとれる位置にいること。
他者のディレクションもなく、一人で判断をし、一人で仕上げられること。
(一人で判断というのは独断で自分の思うように仕上げるのではなく、質問力なども含みます)
自分自身、宅録仕事を請けてきて、
またこれまで発注や応募の選考をしてきた経験からも
やはり初心者に任せるのは難しいな、と思うのです。(自分も昔は初心者だったので段階がわかるというか)
よって、提携は「経験者限定」とし、審査をさせていただきます。
※現場の感覚がわかるという観点から「実績がクラウドソーシングの宅録のみ」は経験値としてキビしいです。
四の五の言わずたくさんの方と提携したいのはやまやまですが
納品物をお届けするにあたり、運営者(私)には、連携する「人選」も含めての責任があると考えています。
ご理解いただけたら幸いです。
◆基本的には、読み/音質/技術の面から提携判断をしています。
ぜひぜひメンバーに加わってほしい!と思っても、音質がどうにもならない方は泣く泣くお断りしています。
読みについては、当サイトの受注傾向と照らし合わせ「需要のある声」が第一のポイントです。
時代に合った声を持っている。
ナレーションにおいて、これは宝です。
どんなに理論を知っていようと、滑舌がよく正しく読めようと、欲しい声感と違えば「必要ない」人です。
声にも読みにも流行りのようなものがあるので、旬とマッチしている方は強いです。
合わせて、基本が身についていること。
尺合わせ経験は必須です。
これで判断させていただきます。
◆なお、ほんの少し技術が足りずトライアル収録は通過できなかったけれど、ステキな読みをしている。
センスもあって勘もいい。
そう思えた方には、【研修期間を経て提携】を提案させていただけたらと思います。
スクール事業をするつもりはないので、レッスン料はいただきません。
私の判断において、取引先の制作会社に提案をしたら使ってもらえそうだな、という方のみお声掛けします。
期間は…出来次第なのでなんとも言えません。数ヶ月は経ってしまうとは思います。
こんな無名なナレーターからのアドバイスなど受けたくないかもしれませんが(汗)
ナレーションはルールや制約の中で行なうため、認識の不足している方にはその基本を。
調音や抑揚に耳障りなクセがある方には改善方法を。
30年近く話す仕事を生業とし、私もそれなりに必死で勉強を重ねてきているので
できる限り、お伝えします。
繰り返しますがスクール運営ではないので、イロハから全て教えるなどはできません。
自分で勉強をしている方、そして素養があり仕事を取れそうな方に、足りない知見を共有し
近いうちに仕事を任せる前提でミーティングを重ねるイメージです。
タダで教えるからいいかげん、というつもりもありません。(本音はお代をいただきたいですが…汗笑)
実際の仕事を頼んだときに いい仕事をしてほしいからお伝えするわけで。こちらは真剣です。
ときに。100回の練習より1回の仕事のほうが成長できる、などと言いますが、
宅録はちょっと事情が異なります。
「練習ではなく仕事なんだ、ちゃんとやらなきゃ」という意味で緊張感も真剣度も違うかもしれませんが
スタジオ収録などと比較して、フィードバック量が圧倒的に少ないです。
特に、違うことをしてしまっているとき。
現場に行けばその場でやり直しなどがあるので、あっ、これじゃダメなんだと気づけますが
宅録は単独作業。納品後に細かく指摘してくれることもほぼありません。
コレジャナイという場合、(失敗した。もうここには依頼しない。)と先方がひそかに決意して終わりです。
次使わない人に、時間と手間をかけてメールしてくれるほどみなさん暇ではないです。
そして直すべき点があったと知らないまま時が過ぎ。
という感じです。
(指摘は否定ではなく好機。ラッキーなお知らせ。と受け止めるのが吉かもしれません…)
一方で、宅録は「最高です!」「完璧です!」「高品質で感動!」と言われる確率が高いです。
どの市場にいるかにもよるのですが…褒めていただけたら素直に喜んでいいとは思います。
しかしそのお褒めの養分によって謎の万能感も育まれがちなので、そうなると危険です。
もし宅録で「成長」を考えるなら、「強めの自省心」が必要な気がします。
なお一人で気づけなかった(気にもなっていなかった)ことを独学で直すのは、なかなか難しいかも、です。
と書き連ねましたが。
私は「教えたい」願望はないですし(汗)、業務の合間にサッと教えられるほど器用でも天才でもないので
研修をするのは例外中の例外。
おおもとの募集要項としては、アドバイス不要で仕事をすすめられる方を求めています。
◆報酬料率については、1次審査を通過した際にお伝えします。
料金表をご覧いただくとわかるとおり、当宅録料金は文字従量制をとっています。
よって通常なら高いギャラの短尺広告(CMなど)は驚くほど安い価格です。
媒体や規模によって見積制にすればよいのではとの声もありますが、承知のうえで定価制にしています。
宅録市場の傾向、やりとりのスピード感、
かつ、データ納品音声は「ほぼおまかせ」で了としてもらう、音も民生機仕様。これらを考慮しての判断です。
(スタジオ収録案件は、従来からの相場制で都度見積りです)
ただし、たとえば3千字程度はご自身の相場と比較して「不当なほどの激安」にならないと思いますし
逆に、長モノにありがちなボリュームディスカウントは一切しませんので、1万字を超えるものなどはご自身の交渉額と同等くらいを維持できているのではと自負しています。
そのあたりを考慮のうえ、応募をご検討ください。
◆ちなみに当サイトではナレーター名を伏せています。(代わりに固有の名称をつけています)
当サイトは定価の料金表を明示していますので
名前検索でヒットすると、短尺の安い料金実績がご自身のギャラ交渉に影響してしまうことも考えられます。
気分はよくないかもしれませんが、ネット履歴&本人の相場を守るという観点からの対応です。
…長々とスミマセン、
このような背景にご納得いただける方は、、ぜひご応募ください。
(もろもろ、零細な「オフィスあるこ」が掲げている条件であることをご理解ください)
どうせやるなら「ここに依頼してよかった」「喜んでいただけてよかった」が芽生える仕事を目指したいです。
そしてその先には「あの動画の評判いいんですよ」「おかげでずいぶん反響がありまして」という未来が続いてほしいと思っています。
◆応募の流れ: |
【1次審査】メールフォームにてエントリー+ご自身のボイスサンプル提出 ↓ 【2次審査】指定原稿でのトライアル収録 ↓ |
◇ご応募に対しての結果は、必ずお返事します。
簡単な理由も添えますが、それ以降の質問のやりとりはいたしかねますのでご了承ください。
*応募フォームにご記入いただいた個人情報は、選考のためのみに使用し、無断で第三者に開示はいたしません。
*送信がエラーになる方のみ、上記内容を web@office-aruko.net までメールでお送りください。
(電話での応募/お問合せには対応していません)